今回は、北海道への旅です。よく考えると、2000年秋の「青函ゾーンの旅」でも、森駅までは、北海道の地を踏んでいたのです。しかし、そこから先は、まだ未踏の地でありました。そして、とうとう北海道のJR線全制覇への日が来たのでありました。
今回は、行きは日本海側から道内入りをし、帰りは、千歳空港から飛行機で帰る計画となりました。
初日は、北海道を目指す旅でありました。朝10時に名古屋を出て、「しなの」、「信越リレー妙高」、「北越」、「いなほ」と乗り継いで、青森駅到着は23時になりました。そこから夜行急行の「はまなす」に乗って、札幌に着いたのは、翌朝6時半前です。そこから、北海道の旅がはじまります。
今回は、「北海道フリー切符(グリーン車用)」を購入しました。豪華な旅となるはずです。旅立ちは6月上旬北海道は暖かいのでしょうか???
北海道上陸1日目です。まず、はじめは、札幌駅から札沼線に乗りました。 キハ40系で編成がかなり長かったです。自称学園都市線という名前がついているので、学校がたくさんあるのでしょうね。 キハ40でもロングシート改造がほとんどで、一番前の車両にボックス席があり、そこに落ち着くことにしました。 写真は石狩当別駅です。ここで、一両だけ切り離されて、その一両だけが、新十津川行きとなりました。 |
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新十津川行きは、一両編成のため、ものすごく混雑をしました。しかし、石狩月形駅で、一気にガラガラになってしまい、終点までは、のんびりローカル線の旅を味わいました。 石狩当別から約1時間半で、終点の新十津川駅に着きました。乗客は、指で数える程度しか乗っておりませんでした。 この写真は、新十津川駅の構内ですが、草で荒地と化しております。以前は、留萌本線の石狩沼田まで続いていたのです。だから、札沼線というのですね。昭和43年にここ、新十津川が終点となってしまいました。 |
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これが、新十津川駅の駅舎です。 ここまでくる列車は、一日に3本です。 札沼線の乗り潰しのネックのところですね。 筆者は、その後、バス停まで行き、滝川まで向かいます。 新十津川駅から徒歩5分少々で、バス停に着きます。 |
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滝川に着いてから、特急「ライラック」に乗って、深川へ来ました。 ここから留萌本線に乗ります。留萌本線も大きく変貌した路線ですね。 列車はキハ54系でした。しかも転換クロスシートの車両でした。 |
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深川を発車してから20分ほど経過しました。 ここは、恵比島駅です。しかし、駅名がなんか違うでしょう?そうです。明日萌駅です。 某国営放送の朝のドラマの舞台だった、と言えば、分かりますね。 |
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深川から1時間で終点の留萌に着きました。ここで、30分ほど時間があります。 ここからは、昔は羽幌線が分岐しておりましたので、構内が広いです。ある意味、今では廃墟と化しています。 ここで、お昼は立ち食いそばにしました。なんと驚いたことに、この留萌駅の蕎麦屋には、きしめんがあったのです。愛知県人の筆者にとっては、うれしくなって頼んでしまいました。 食事の後に、一日に一本しかない、留萌発増毛行きに乗ることにしました。 |
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留萌から25分で、留萌本線の終点の増毛駅に着きました。増毛も映画の舞台になったところですね。知っている方はいますか? ここも寂しい所でした。 10分後に折り返す列車に乗って、深川へ帰ることにしました。 |
その後、特急「スーパーホワイトアロー」で、岩見沢へ行き、そこから室蘭本線に乗って、苫小牧に出ました。ちょうど、通学時間に引っかかってしまい、最悪な道中となってしまいました。また苫小牧に着いたときは、通学列車から解放されて、ホッとしましたが、札幌へ帰る特急「すずらん」を待っている間はすごく寒かったです。まだ6月でも北海道は真冬並でした。「すずらん」に乗ったときは、暖房が入っており、季節が逆戻りという感じでした。